【同棲の家計簿】9ヶ月で574件。1円単位で手入力する私たちのつけ方
同棲を始めて共通口座は作ったものの、家計簿をどうつけるかで手が止まっていませんか?
2人分のお金をどこまで記録するのか、相手の買い物まで見ていいのか。項目を細かく分けすぎると、入力が面倒になって続かなくなります。

こんにちは!アルです。
私は元公務員でFP2級を持っていて、家計簿は大学生のころから1円単位でつけています。2025年4月から妻のニコと同棲を始めてからは、2人の生活費の記録もつけるようになりました。この記事では、その家計簿のつけ方と、2026年1〜9月の実際の記録を紹介します。
こんな方におすすめ
- 同棲を機に、2人の家計簿を始めたい
- 家計簿の項目をどう分ければいいか迷っている
- パートナーのお金をどこまで見るか悩んでいる
先に結論をお伝えすると、私たちは「共通用と個人用で家計簿を分ける」「共通用は7つの項目だけを手入力する」の2つで続けています。ニコの個人の支出は見ていません。
なお、共通口座にいくら入れて、何を払っているかは、こちらの記事にまとめています。
結論:私たちの同棲の家計簿は「分けて・絞って・手で入れる」
まずは、私たちの家計簿の全体像です。
| 項目 | 私たちの場合 |
|---|---|
| アプリ | かんたん家計簿 マネタメ |
| 記録する人 | アル(全部手入力) |
| 記録するもの | 家賃以外の、2人で使うものの支出 |
| 項目 | 7つ |
| ニコとの共有 | 月1回、アプリで同期 |
| 個人の支出 | それぞれで管理(お互いに見ない) |
どれも特別なことではありません。ただ、「どこまでを2人の家計簿にするか」を最初に決めておくと、記録する側も見る側も迷わずに済みます。
同棲の家計簿は「共通用」と「個人用」で分ける
同棲すると、自分のお金と2人のお金が同じ財布の中で混ざりがちです。私たちは家計簿の段階で、この2つをはっきり分けています。
同棲を機に、共通口座用の家計簿を追加した
使っているのは、家計簿アプリの「かんたん家計簿 マネタメ」です。同棲する前は、もちろん自分用の家計簿しかありませんでした。
同棲を始めてからは、共通口座の管理用に家計簿を1つ追加しています。マネタメは家計簿を複数作れて、アプリの中で切り替えられるので便利です。自分用と共通用が混ざらないので、「これはどっちの支出だっけ?」と迷うことがありません。

ニコには同じアプリを入れてもらい、月1回同期している
ニコのスマホにもマネタメを入れてもらい、月に1回、同期しています。マネタメは同期機能を使うときだけユーザー登録が必要で、私たちは課金せずに使っています(2026年10月時点)。
私は支出を逐一見たいタイプですが、ニコは月末に振り返るくらいで、そこまでこまめに見るタイプではありません。なので、同期は月1回で足りています。途中で見たくなったら、私のスマホの画面を見せれば済む話です。
相手の個人の支出は見ない
個人の家計簿は、それぞれで管理しています。私はニコの個人の支出を見ません。自分のお金は、自分で好きなように使ってもらっています。
2人で使うお金は、全部記録してニコも見られるようにする。個人のお金には口を出さない。見せる範囲と見ない範囲を最初に分けておくと、家計簿が「相手を監視する道具」になりません。
同棲の家計簿の項目は7つだけ
家計簿の項目は、細かく分けるほど「これはどこに入れる?」と迷う回数が増えます。私たちの共通用の家計簿は、7つの項目だけです。
私たちの7項目と、9ヶ月の件数
2026年1〜9月の記録は、全部で574件ありました。項目ごとの件数は次のとおりです。
※共通用の家計簿の記録です。家賃は毎月同じ額の固定費で、口座振替で払っているため家計簿には入れていません。スマホ代はそれぞれが払っていて、Wi-Fiは物件に備え付けのものを使っています。
| 項目 | 件数 | 主な中身 |
|---|---|---|
| 食費 | 518 | 2人の食材・調味料・お米など |
| 水道光熱 | 22 | 電気・ガス・水道 |
| 日用品 | 22 | トイレットペーパー・洗剤・調理器具など |
| 外食 | 6 | 共通のカードで払った外食 |
| その他 | 4 | ビニール袋・郵送代 |
| 交際 | 1 | 家族の行事 |
| 医療 | 1 | 救急搬送の費用 |
件数のほとんどは食費です。毎月の記録は、ほぼ「食費・水道光熱・日用品」の3つで回っていて、残りの4つはたまに出てくる程度です。
細かく分けるのは水道光熱だけ
項目の下にさらに細かい分類(子カテゴリ)を作っているのは、水道光熱の「電気・ガス・水道」だけです。電気代は季節で変わりますし、水道代は2ヶ月に1回の請求なので、まとめてしまうと月ごとの比較がしにくくなります。
逆に、食費は肉・野菜・調味料などに分けていません。1件ごとにメモ欄へ商品名を書いているので、分類しなくても何を買ったかはわかるからです。
家具や調理器具は「日用品」にまとめる
同棲したばかりのころは、生活に必要なものを少しずつ買い足していきます。私たちも、2026年3月にラック(8,850円)と鍋(5,099円)、4月にフライパン(3,111円)を買いました。
こうしたものも、私たちは「日用品」に入れています。「家具」「キッチン用品」と項目を増やすと、そのたびにどこへ入れるか迷うことになります。迷う項目を作らないのが、項目を7つに絞っている理由です。
自動連携ではなく「手入力」にしている理由
家計簿アプリは、カードや銀行口座と連携して自動で記録できるものも多くあります。それでも私は、共通用の家計簿を全部手で入力しています。
理由①値段の相場感が身につく
自分で1件ずつ入力していると、よく買うものの値段が自然と頭に入ります。家計簿をさかのぼると、値段の変化もはっきり残っていました。
※2026年1〜9月の共通用の家計簿から抜き出しました。
| 商品 | 1月ごろ | 9月 |
|---|---|---|
| 卵 | 214円 | 301円 |
| グラノーラ | 753円 | 786円 |
| 冷凍揚げナス | 181円 | 181円 |
| もやし(2袋) | 38円 | 38円 |
卵は1〜4月ごろは214円でしたが、9月には301円になっていました。グラノーラも、8月までは753円だったのが、9月から786円です。一方で、揚げナスやもやしはほとんど変わっていません。

「最近高いな」を感覚ではなく数字で確かめられるので、買うものを選ぶときの判断材料になります。
理由②レシート読み取りだと商品名が途中で切れる
レシートを撮影して読み取る機能も便利ですが、商品名が途中までしか入らず、あとから見て何を買ったのかわからないことがあります。
マネタメは、レシート撮影やカード・銀行との自動連携には向いていないと、アプリの紹介ページにも書かれています(2026年10月時点)。その代わり、入力の画面がシンプルで、素早く記録できます。手入力派の私には合っているアプリです。
1件=1商品、ビニール袋5円まで記録する
私の家計簿は、1件につき1商品です。9ヶ月で574件なので、1ヶ月あたり41〜93件になります。記録した日は月に8〜21日でした。
いちばん小さい記録は、ビニール袋の5円です。もやしが特売で18円だった日も、そのまま残っています。

お金の動きを細かく見るのは、正直楽しいです!
ただ、自動連携で続けられるなら、それで十分だと思います。私は大学時代から手入力を続けてきたので苦になりませんが、大事なのは続けられる方法を選ぶことです。
同棲の家計簿を公開|2026年9月は31,918円
実際の家計簿として、2026年9月の共通用の記録を公開します。9月は52件を、13日に分けて入力していました。

※共通用の家計簿の記録です。家賃15万円は口座振替のため含みません。
| 項目 | 金額 | 中身 |
|---|---|---|
| 食費 | 20,025円 | 食材・調味料・お寿司のテイクアウトなど |
| 水道光熱 | 7,080円 | 電気5,034円、ガス2,046円(水道は請求なしの月) |
| 日用品 | 2,172円 | トイレットペーパー1,160円、ネット1,012円 |
| 医療 | 1,430円 | 救急搬送費 |
| 外食 | 1,200円 | ケーキ代 |
| その他 | 11円 | ビニール袋 |
| 合計 | 31,918円 | — |
医療1,430円は救急搬送の費用
9月は、ふだんは出てこない「医療」の記録があります。1,430円は救急搬送の費用です。このときのことは、また別の記事で書こうと思っています。
外食はケーキ1,200円だけ
外食は基本的にそれぞれの財布から払っていますが、たまに共通のカードで払うこともあります。9月はケーキの1,200円だけでした。
9月はお米のまとめ買いがなかったので、食費は20,025円と少なめです。お米を買う月は、ここに1万5千〜2万円ほど上乗せされます。
家計簿をつけてよかったこと|「節約モード」も「おいしいお菓子」も決められる
家計簿は節約のためのもの、と思われがちです。でも私たちにとっては、我慢するためというより「使っていいかどうか」を決めるための道具になっています。
月の途中で、使っていいかを判断できる
家計簿をつけていると、月の途中でも「今月はそろそろ節約モードにしようか」「今月はまだそんなに使っていないから、おいしいお菓子を買おうか」と判断できます。
使った金額がわかっているので、なんとなく不安になって我慢することも、気づいたら使いすぎていることもありません。
支出が増えた月の理由がすぐわかる
共通の生活費が多い月は、たいてい理由があります。私たちの場合、食費が跳ねる月の正体はお米のまとめ買いでした(1回あたり20,328円や15,576円くらい)。
理由がわかっていれば、金額が大きくても慌てずに済みます。

アルの家計簿を見て、見える化したらこんなに支出の傾向がわかりやすいんだ…!って驚いたよ♪
お金のことで揉める材料にならない
家計簿の付け方で、私とニコの意見が分かれたことは特にありません。失敗や想定外も、今のところありません。大学時代から続けてきた習慣を、2人分に広げただけだからだと思います。
2人のお金は全部見える、個人のお金は見ない。この線引きがあるので、家計簿が揉める原因にならずに済んでいます。
同棲の家計簿でよくある質問
- 同棲したら家計簿はつけるべき?
-
共通のお金があるなら、共通の分だけでもつけておくと安心です。私たちは、個人の家計簿はそれぞれに任せて、共通の分だけは必ず記録しています。
- 2人とも入力したほうがいい?
-
私たちは、私が全部入力しています。入力する人が1人だと、記録の付け方がそろいます。ニコは月1回の同期で見ています。
- 現金・カードなど支払方法も分けて記録する?
-
私たちは分けていません。共通の家計簿では、何にいくら使ったかがわかれば十分だと考えています。
- 家賃や通信費も家計簿に入れる?
-
家賃は毎月同じ額を口座振替で払っているので、家計簿には入れていません。スマホ代はそれぞれが払っています。共通の家計簿は「毎月変わる2人の支出」を見るためのものにしています。
まとめ|同棲の家計簿は「分けて・絞って・続く方法で」
同棲の家計簿について、私たちのつけ方と実際の記録を紹介しました。
家計簿は、細かく作り込むことより、2人で「どこまで記録するか」を決めて続けることが大切だと感じています。手入力でも自動連携でも、続けられる方法を選んでみてください。

2人のお金が見えると、使うときも控えるときも、気持ちよく決められます。
共通口座のルールや、家賃込みの月ごとの金額は、こちらの記事で紹介しています。
